レクリエーション介護士とは、2014年9月に誕生した資格で、レクリエーション介護士の講座を受講してテストに合格すれば資格取得が可能です。
レクリエーション介護士には1級と2級があり、1級を受験するためには2級の合格が必要です。1級では、2級で得た知識をさらに深めるために、現場実習や研修をします。2級は、レクリエーション介護士を目指している人を対象に、介護の基礎や高齢者とのコミュニケーションの取り方を学びます。レクリエーションの企画や計画、実行や見直しまでのやり方を勉強するのです。
学習期間は約3ヶ月で、試験は筆記と添削課題だけです。1級は、レクリエーション2級取得者が対象で、レクリエーションのアレンジ方法や施設の理念に合わせたレクリエーションの計画などの知識を増やします。カリキュラムを終えて筆記試験をパスしたら、集団レクリエーションのテストを受けるのです。また、テストでは小論文の作成もします。
レクリエーション介護士を取得すれば、介護施設や事業所での仕事にも役立ち、利用者とコミュニケーションも取れるようになります。利用者が喜ぶようなレクリエーションが考えられるので、利用者を笑顔に出来るのもメリットです。
特に、介護施設や福祉施設では、レクリエーションを任されても何をすればいいのか分からないということも少なくなり、準備も楽になるのです。資格を取得することによって立案から企画、実行までスムーズに進められます。さらに、利用者に合わせたイベントも計画出来るようになるので、利用者の満足度も上がるのです。